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東京海上日動、保険代理店向けデジタルマーケティングプラットフォームの提供を開始

東京海上日動は、デジタルコンテンツを活用した保険のニーズ喚起やデータを活用したマーケティング活動のDXに向けた取り組みとして、保険代理店向けデジタルマーケティングプラットフォームの提供を開始する。同社は最先端のテクノロジーを活用して、保険募集におけるデジタル活用を更に加速させていく。
1.背景・目的
近年急速に進化するテクノロジーに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大による環境変化により、対面を軸とした顧客接点とデジタルの利便性を活かしたオンラインでのコミュニケーションを組み合わせたハイブリッドな顧客体験への需要が高まってきている。
このような環境の中、同社はオンラインを活用した保険募集システムや事故連絡システムを開発・提供することで、保険代理店のDXの支援や顧客接点の強化に努めてきました。今般、保険募集におけるデジタル活用を更に加速させるため、保険代理店が中心となって担っている見込み顧客の集客や保険商品のニーズ喚起といった営業活動を支援するデジタルマーケティングプラットフォームの提供を一部代理店より先行して開始することとした。
2.デジタルマーケティングプラットフォーム(デジプラ)の概要
デジプラには、以下の特徴があります。なお、プラットフォームの基盤として、アドビ株式会社※が提供するクラウド型のデジタルコンテンツ管理ソリューション「AdobeExperienceManagerasaCloudService」を採用している。
※ アドビ株式会社は、クラウドソリューションを提供する米AdobeInc.の日本法人である。
webサイトhttps://www.adobe.com/jp/about-adobe.html
①保険のニーズ喚起につながるデジタルコンテンツの提供
②保険代理店Webサイトの集客力と加入率を可視化
3.デジタルマーケティングプラットフォーム(デジプラ)の有効活用に向けた同社体制の強化
同社は、保険代理店が進めるデジタルマーケティングを支援するため、保険代理店をサポートする同社社員向けの講座「デジタルマーケティングユニバーシティ」を2022年5月から開始する予定※である。
※ 2021年7月からトライアルのオンライン講座をスタートしている。
「デジタルマーケティングユニバーシティ」は、キャリア採用で同社に入社しマーケティングの専門性を有する社員が講師を担い、デジタルを活用した集客やマーケティングの手法、保険加入プロセスのデータ分析といった内容を学ぶプログラムになっている。
同社は、プラットフォームやシステムの提供にとどまらず、より高い専門性とコンサルティング能力を身につけた社員の育成にも取り組んでいく。

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