新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

ソニー生命、「東京大学 FSI債」へ投資

ソニー生命は、東京大学が発行するソーシャルボンド(第2回国立大学法人東京大学債券)への投資を決定した。
「ソーシャルボンド」とは、「社会貢献債」とも呼ばれ、社会的課題の解決に資するプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調達のために発行される債券である。
東京大学は、国の高等教育政策を直接担う国立大学であり、世界最高水準の研究を追求・発信している。本債券への投資資金はFSI※事業に充当され、東京大学の行動方針である「UTokyo Compass」に示された、世界最高水準の教育・研究を目指す総合大学として、知の接続機能を持つ拠点としての役割を果たすための先端的研究施設設備の整備や、未来を築く卓越した人材を輩出し、全ての構成員が安心して活動できる多様性と包摂性を合わせ持った「誰もが来たくなる大学」にふさわしいキャンパス整備を通じて、より良い未来の創造のために活用される。
本債券への投資は、「すべての人々へ質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」、「包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」という観点から、我が国が抱える社会的課題の解決、また国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献する。とりわけ、東京大学はFSI事業として、SDGsの達成に資する様々な研究教育プロジェクトを推進しており、地球と人類社会の未来への貢献に向けた協創を効果的に推進することを目指していると理解している。
※FSI(Future Society Initiative:未来社会協創)とは、教育と研究に加えて、複雑化する社会課題の解決を新たなミッションと認識し、文理を超えた「知」を駆使して、より良い未来社会の構築に向けて協創すること

関連記事(保険業界ニュース)

生保

ソニー生命、「無解約返戻金型収入保障保険(無配当)」等を発売

損保

日本地震再保険、SDGs債に投資

生保

ソニー生命、経済産業省令和5年度補正「ライフステージを支えるサービス導入実証等事業」に係る取組結果を公表

共済

JA共済連、キャットボンド「Nakama Re 2025-1」発行~地震リスクを証券化 アジア開発銀行の債券を活用した発行としては世界初~

生保

太陽生命、日本郵船株式会社が発行する「トランジションボンド」への投資を実施

生保協会・団体

生保協会、生命保険会社の資産運用を通じた 「株式市場の活性化」と「持続可能な社会の実現」に向けた取組み を公表

生保

ソニー生命、社会人1年目と2年目の意識調査2025を実施

生保

ソニー生命、女性社員有志の活動「女性管理職コミュニティ」の取組開始

生保

朝日生命、屋根置き低圧分散型太陽光発電プロジェクトファイナンスに投資

生保

ソニー生命、サステナビリティ推進体制を強化