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損保ジャパン、世界初のスキームによる大災害債『Sakura Re 2021-1』のグループ共同発行

損保ジャパンおよび Sompo International Holdings Ltd.(以下「SI」)傘下の保険会社は、今般、日本国内の風水災リスクおよび北米の地震リスクを対象とする大災害債※『Sakura Re 2021-1』(以下「本キャットボンド」)を共同発行した。
本キャットボンドは、2つの大災害債がそれぞれ独立して日本国内の風水災リスクおよび北米の地震リスクカバーとして機能するのみならず、いずれかの債券を費消した場合には、残った債券が日本国内の風水災リスクおよび北米の地震リスクのどちらのカバーとしても機能する世界初のスキームである。これにより、大規模災害でキャットボンドが費消した直後の追加の再保険手配に時間的な猶予を持てることになる。
※ 大災害債(英: cat bond, catastrophe bond)は、地震や台風等の大災害リスクを資本市場へ移転する仕組み。あらかじめ定めた基準を超える災害が発生しなければ、利回りと元本が投資家へ償還されるが、災害が発生した場合には元本の一部もしくはまたは全額が減額される。
◆概要
本キャットボンドは、英領バミューダに設立した特別目的会社である「Sakura Re Ltd.」を通じて、損保ジャパンとSIの2社から、機関投資家向けに発行したものである。特定の自然災害によって生じた損害があらかじめ設定した条件を超過した場合に、その超過額に応じて投資家へ償還予定の元本の一部または全部を、再保険金として充当する。
・Class A
発行体
損保ジャパン
発行時期
2021年3月
満期
2025年3月末
発行時対象リスク
日本風水災リスク
トリガー発動後対象リスク
日本風水災リスク(発行時対象リスク)に加え、北米地震リスクも対象化
発行金額
200百万米ドル(約212億円)
・Class B
発行体
SI
発行時期
2021年3月
満期
2025年3月末
発行時対象リスク
北米地震リスク
トリガー発動後対象リスク
北米地震リスク(発行時対象リスク)に加え、日本風水災リスクも対象化
発行金額
200百万米ドル(約212億円)

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