ソニー生命、年間約2,000万枚の紙使用量を削減
ソニー生命は、2012年より各種ペーパーレス化の取組を推進してきた。
お客さまが行う手続では、2012年10月にライフプランナーのPC端末を利用した新契約申込に関する手続で、2016年10月に契約後の各種手続(保全手続)でペーパーレス化を行った。
そして、今月には保険金・給付金請求に関する手続の完全ペーパーレス化を予定しており、新契約申込から契約後の各種手続、保険金・給付金の請求に至るまでの一連のプロセスでペーパーレス化を実現する。
これらの取組により、書類郵送等のプロセスがなくなったことや書類記入上の不備が減少したことで、お客さまが生命保険に関する手続を行った際の手続完了までに要する時間が短縮されたことに加え、紙使用量の大幅な削減を実現した。
また、社内業務では、2017年より、ダイキン工業製の電子ワークフローソフト「SpaceFinder」を採用し、社内申請業務などの各種業務のペーパーレス化についても、本格的に推進してきた。
「SpaceFinder」を用いた社内業務のペーパーレス化として、決裁申請業務や募集文書申請業務、コンプライアンス・内部管理報告業務など、これまでに約100件、年間約100万枚のペーパーレス化を行った。
これらの取組により、書類の回覧や押印、保管を廃止したことで各業務の効率化を図ったとともに、上述のお客さまが行う手続のペーパーレス化と合わせて、年間約2,000万枚の紙使用量の削減を実現した。
加えて、2020年4月からは、Microsoft Teamsの活用により、社内会議体に関するペーパーレス化も加速させ、一層の業務効率化に取り組んでいる。