新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

MS&ADホールディングス、米国シリコンバレーにおけるコーポレートベンチャーキャピタルの投資業務を開始

MS&ADホールディングスは、世界各国のスタートアップ企業に投資する、コーポレートベンチャーキャピタル(以下、CVC)を日系保険会社グループとして初めて米国シリコンバレーに設立し、10月より40百万米ドル(約45億円)規模の投資業務を開始した。
同CVCの設立により、先進的技術や新しいビジネスモデルを有する海外スタートアップ企業への投資を加速させ、スタートアップ企業との共創を実現させる。また、同社グループは、投資業務により、シリコンバレーのエコシステム※の一員となり、グループビジネス全体の変革につなげることを通じて、社会に貢献しながらお客さまの体験価値の向上を目指していく。
※エコシステム:ビジネスにおける生態系のことで、起業家、投資家、企業、専門家・学者等が協調関係をつくり、人財・技術・資本を持ち寄って、自由な発想で新しい産業やビジネスを生み出すコミュニティー
1.CVCの概要
(1)名称:MS&AD Ventures Inc.
(2)所在地:米国・カリフォルニア州メンローパーク市
(3)株主:MS&ADインシュアランスグループホールディングス100%
(4)投資対象:同社グループとシナジー発揮が狙えるスタートアップ企業(保険・金融サービスに関連する、アーリーステージ(創業~成長初期まで)を中心とした海外スタートアップ企業)
(5)WebSite:https://msad.vc/
2.設立の経緯・目的
同社グループは、2017年2月に、米国シリコンバレーを中心に活動する投資家が日々入手する先進的な技術や新しいビジネスモデルをグループ全体の知見として活用するため、米国Net Service Ventures 社が運営するファンド・オブ・ファンズへ投資を開始した。
また、2017年5月より駐在員をシリコンバレーに派遣するとともに、2018年1月より、国内外のグループ社員がシリコンバレーに出張し、自社の課題を解決できる最先端の技術やビジネスモデルを有するスタートアップ企業を発掘して自国で共創する「MS&ADガレージプログラム」を開始するなど、グローバルでイノベーションの推進を図っていく。
今後、社会の変化を見据えスピード感を持って革新的な商品・サービスを提供していくために、新たなビジネスをグローバルに共創できる優良なスタートアップ企業への投資体制の構築が重要であると判断し、同CVCをシリコンバレーに設立した。
3.今後の展開
同社グループは、同CVCの設立を通じて、業界の変化に対応する領域に取り組む企業に投資し、革新的な商品・サービスを開発することで、グローバル市場における競争優位なポジションをより強固なものにしていく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保損保

損保大手3グループ、2026年3月期決算発表

生保

第一生命、miiveとベネフィット・ワンが提供開始した「ベネワンスマート食事補助powered by miive」に参画

生保

第一ライフグループ、くらしを起点とした個人向けサービス「りそなプラス」提供開始

損保

MS&ADホールディングス、三井住友海上、Barings社への18%出資完了について

損保

損保ジャパン、DRSGroupとの戦略的パートナーシップ契約締結

生保

SOMPOひまわり生命、「SOMPOひまわり生命ライフエンディングサポート」を開始

生保

住友生命、顧客データ活用強化へfavyに出資

損保

SOMPOホールディングス、英国のインシュアテック企業Zego社との戦略的パートナーシップを提携

生保

太陽生命、大和証券グループ本社、Felicity Global Capitalおよび大和FGCヘルスケアによる資本業務提携

損保

損保ジャパン、川崎重工業およびソフトバンクと船舶の安全運航を支える統合ソリューションの提供に向けた基本合意を締結