SBI生命、シンプレクス、AX推進に向け協働
SBI生命と、シンプレクス株式会社(以下「シンプレクス」)は、SBI生命のコーポレートサイト刷新に伴うシステムモダナイゼーションにおいて、生成AIを活用したシステム開発プロセスの効率化と品質向上を目指し、協働を開始した。
本取組みでは、SBI生命が推進するAIトランスフォーメーション(以下AX)の一環として、要件定義から設計、実装、テストに至る開発工程に生成AIを活用し、システム開発プロセスの効率化と品質向上を目指す。
1.背景と目的
SBI生命では、AIネイティブな保険会社への進化を見据え、生成AIを活用した業務変革やシステム開発プロセスの高度化に取り組んでいる。今回のコーポレートサイトの刷新では、システム基盤の刷新を通じて、運用の効率化やセキュリティ統制の強化を図るとともに、生成AIを活用した新たな開発手法の導入を推進する。両社は、本取組みを通じて、システム開発プロセスの効率化と品質向上を両立させ、今後のさまざまな取組みに活用できる手法の確立を目指す。
2.取組みの概要
本取組みでは、コーポレートサイト刷新に伴うシステムモダナイゼーションとして、フレームワークの更改、ドメイン変更を伴うクラウドリフト、運用改善およびセキュリティ統制の共通化を進める。また、生成AIを活用したシステム開発・製造の効率化(AI-DrivenDevelopment、以下「AiDD」)を推進し、要件定義、設計、実装、テストなどの開発工程に生成AIを活用する。
シンプレクスが有するAI-NativeDelivery*1の知見と、SBI生命が保有する業務ノウハウおよび開発資産を融合することで、開発スピードと品質の向上を図るとともに、AIを前提としたシステム開発プロセスの高度化を目指す。
3.シンプレクスグループのAIへの取組み
シンプレクスグループは創業以来、変化に強い会社であるべく、人材育成や先端技術の研究を進めてきた。昨今生成AIによってもたらされた社会、企業、業務の変化にも早期に対応を開始しており、2023年7月には専門組織*2を立ち上げ、2026年4月にはAI-NativeDeliveryのフレームワークとして「SimplexSiphon」*3を発表、2026年7月にはコンサルティングサービス「SimplexAIAccelerator」*4を発表している。シンプレクスグループは、時代にフィットしたエンジニアリング・コンサルティングを顧客に提供することで、引き続き高い付加価値を社会へ提供していく。
4.今後の展望
両社は、本取組みを通じてAIを活用したシステム開発プロセスの高度化を推進し、開発品質と生産性の双方の向上を目指していく。また、本取組みで得られた知見やノウハウを活用し、コーポレートサイト刷新にとどまらず、SBI生命におけるAXのさらなる推進に向けて、さまざまな領域でのAI活用を検討していく。今後も両社は継続的な協働を通じて、AIネイティブな保険会社への進化に取り組んでいく。
*1 AI-NativeDeliveryとは、AIを個人の作業効率化にとどめず、要件定義、設計、実装、テスト、修正といった開発工程をAI前提で再設計した開発手法である。標準プロンプト、設計書テンプレート、コード規約等を組み合わせ、AIが開発作業を実行・支援し、人は判断・レビュー・品質保証に集中する体制を構築する。
*2 シンプレクス、AIエキスパートによる専門組織「GenerativeAIコンピテンシー」を設立
https://www.simplex.inc/news/2023/2278/
*3 中期経営計画「中計2030-Vision1000-」https://ssl4.eir-parts.net/doc/4373/ir_material3/277514/00.pdf
*4 企業におけるAI-NativeDeliveryの導入・定着を支援するコンサルティングサービス「SimplexAIAccelerator」を提供開始https://www.simplex.holdings/news/2026/3129/
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