生保協会、IFRS財団主催「統合思考・統合報告カンファレンス」へ後援、永島英器協会長が登壇
生保協会は、4月3日に開催された「統合思考・統合報告カンファレンス」(以下「本カンファレンス」)の後援を行った。 本カンファレンスではIFRS財団における主要メンバーに加え、国内外の官民関係者が一堂に会し、統合思考・統合報告に関する幅広いトピックに係る議論を行った。同会からは、永島協会長が登壇し、講演を行った。
永島協会長は、「統合報告を活用したサステナビリティ開示に対する機関投資家の期待」をテーマに、約400兆円の総資産を保有する機関投資家の立場から、統合報告に係る生命保険業界の期待・取組みを紹介した。
具体的には、投融資先企業の持続可能な価値創造プロセスを理解するための統合報告の利用、統合報告を活用したサステナビリティ開示における「比較可能性の向上」と「すそ野の拡大」への期待、および企業への成長資金の供給やエンゲージメントを含むスチュワードシップ活動を通じた、投融資先企業の中長期的な企業価値の向上の後押し等について講演した。
同会は、今後もスチュワードシップ活動等を通じて、生命保険業界における投融資先企業の企業価値向上を後押ししていく。