かんぽ生命、再保険ビークルへの追加投資に関する協議の覚書を締結
かんぽ生命は、提携先であるKKR及びKKRの100%子会社であるGlobal Atlantic Financial Group(以下、「GlobalAtlantic」)との間で、Global Atlanticが新たに運用する再保険ビークル(以下、「本ビークル」)への新たな投資(以下、「本投資」)について協議する覚書を締結することを決定した。
本投資は、2023年6月7日にかんぽ生命、KKR及びGlobal Atlanticとの間で締結した戦略的提携契約に基づく協業の一環として行うものである。本ビークルの投資対象は、GlobalAtlanticの保険事業及び再保険事業となることが予定されているほか、戦略的投資事業も投資対象となる可能性がある。かんぽ生命は、本ビークルに50%を超える出資を行うことを予定しており[1]、かんぽ生命の投資金額は、10億米ドル以上20億米ドル以下の範囲で決定する予定である[2]。今後本ビークルに係る条件の詳細について引き続き協議を行い、3か月程度を目途に正式に決定し、必要な認可等を取得した上で、2026年初め頃に投資を開始することを想定している。本投資の実行について正式に決定した際には、改めてお知らせ[3]する。
[1]かんぽ生命が保有する本ビークルの議決権又は議決権行使の指示権限は10%未満とすることを予定している。
[2]キャピタルコール方式により、複数回に分けて段階的に投資をする予定である。
[3]かんぽ生命の業績への影響については現在精査中であるが、開示すべき事項がある場合には速やかに開示する。