ソニー生命、『ボランティア・デイ』実施
ソニー生命は2003年度より、同社の創立記念日である8月10日を『ボランティア・デイ』として、「全社員で地域・社会貢献活動を考え、実践する日」と位置づけ、ボランティア活動を行っている。また、当日のみならず、8月を通して「ボランティア強化月間」とし、社会貢献活動を実践している。
22回目となる今年度は、昨年度に続き『ボランティア・デイ』イベントの一環として、8月8日に大手町本社で同社の社員による献血ボランティアを実施した。会場では、骨髄バンクのドナー登録会も併せて行われた。
加えて、日常的に取り組めるボランティア活動として、アイメイト(盲導犬)を紹介するしおりの作成や、不用となった個人所有のパソコンの回収による寄付について、改めて全社員に周知し、社員一人ひとりの当事者意識の醸成につなげている。
~同社の社員が行っているボランティア活動~
◎大規模災害の被災者支援
大規模災害時の被災者支援を長年にわたり継続的に行っている。阪神・淡路大震災(1995年)、東日本大震災(2011年)の被災地では、現在も季節ごとのイベントを開催し、住民の方との心の交流を続けている。
◎リレー・フォー・ライフへの参加
リレー・フォー・ライフは、がん患者さんやその家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指して1年間を通じて取り組むチャリティ活動である。同社では2007年以降、全国各地のライフプランナーをはじめとする社員がボランティアとして参加し、大会運営を継続的に支援している。
◎児童養護施設への支援
さまざまな事情で親と生活することが困難な児童養護施設の子どもたちへの支援として、全国各地で休日を利用したバーベキューや自然の中でのキャンプ、クリスマス会などのレクリエーション活動が行われている。今年は初めての試みとして、家庭で未使用のまま眠っている衣類・靴・文具を募集し、子どもたちに贈る活動を実施した。この取組は、児童養護施設で暮らす子どもたちへの生活支援の一助、資源の再利用につながった。
◎地域清掃活動
同社は、地域社会への貢献を目的に2003年以降、各地の清掃活動を行っている。また、ソニーグループでは2019年度より海洋プラスチック汚染問題への対策として、製品や事業所におけるプラスチック使用量削減や事業所によるプラスチックごみの回収・清掃活動をさらに推進する「One Blue Ocean Project」を展開している。同社ではその一環として、2024年6月3日および6日に、同社の大手町本社周辺の清掃活動を行った。
◎その他のボランティア活動
・スペシャルオリンピックス日本への支援
・ソニー生命カップ全国レディーステニス大会の運営支援
・教育機関への「ライフプランニング授業」の実施
・ソニー教育財団主催「ものづくり教室」の開催 など
同社の社員は、「OneLoveOneTrust(ひとつの愛がひとつの信頼を生む)」を合言葉に、多くの社員が、ボランティア活動の価値を見いだして社会に貢献している。今後も、GoodCorporateCitizen(良き企業市民)として、社員一人ひとりが積極的に社会貢献活動に参画し、地域社会やお客さまから信頼と支持を得て、それを継続することにより「愛と信頼」の輪を社会に広げていきたいと考えている。