日本生命、ニッセイ・キャピタル、事業共創の加速に向けたアスエネ株式会社に出資
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日本生命は、事業共創を加速するべく、ニッセイ・キャピタル株式会社(以下「ニッセイ・キャピタル」)が新たに設立したファンド「ニッセイ・ストラテジック1号投資事業有限責任組合」※1(以下、「同ファンド」)を通じて、アスエネ株式会社(以下「アスエネ社」)への出資を実施した。
アスエネ社は、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」や、SXコンサルティングサービス等の提供を通じ、企業に脱炭素ソリューションを提案している。
また、アスエネ社はCDP※2の回答支援において、豊富な実績を持ち、環境省の2022年度環境スタートアップ大臣賞の受賞や、経済産業省の2023年J-Startup※3への認定等を受けている。
日本生命とアスエネ社は、2023年10月に企業の脱炭素支援に係る業務提携※4を行い、ニッセイ・サステナブルファイナンス※5を中心とした資金面のソリューションと、アスエネ社が有する非資金面のソリューションを掛け合わせた提案を行うことで、企業のサステナビリティ経営の支援と持続可能な社会の実現に向けて取り組んできた。
同ファンドを通じた出資を契機に、これまでの協業関係を一層発展・強化し事業共創を加速させ、ESG評価クラウドサービス「アスエネESG」やカーボンクレジット・排出権取引所などの領域でも協業の深化や新たな取り組みを模索する。なお、本件は、同ファンドを通じた出資の第1号案件となる。日本生命およびニッセイ・キャピタルは、今後も国内スタートアップ市場の成長支援を通じた日本経済の活性化に貢献するとともに、企業のサステナビリティ経営支援を通じた持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させていく。
※1 「ニッセイ・ストラテジック1号投資事業有限責任組合」。
※2 英国の慈善団体が管理する非政府組織(NGO)。企業に対し温室効果ガスの排出量や、気候変動に対する取り組みの情報開示を求める活動を行う。
※3 実績あるベンチャーキャピタリストや大企業の新事業担当者等の外部有識者からの推薦に基づき、潜在力のある企業を選定し、政府機関と民間の「J-Startup Supporters」が集中支援を行うプログラム
※4 日本生命とアスエネ社との脱炭素領域における業務提携。
※5 ニッセイ・グリーンローン、ニッセイ・サステナビリティ・リンク・ローン、ニッセイ・ポジティブ・インパクト・ファイナンスの総称。