住友生命、睡眠習慣改善サービスの開発に向けた株式会社ACCELStarsへ出資
住友生命は、脳波を用いた測定と同程度の精度で睡眠状態を測定する腕装着型デバイスと、睡眠改善を通じた疾患の発症・悪化を防止するためのサービスを提供する株式会社ACCELStars(以下ACCELStars)へ、CVCファンド「SUMISEI INOVATION FUND」から6月28日付で出資し、睡眠習慣改善サービスの開発に向けた事業共創を進めていく。
1.出資の背景
住友生命は、お客さまの健康増進をサポートするVitality健康プログラムを中心としたWaaS(Well-being as a service)を通じてお客さまのウェルビーイングに資するサービスの提供を目指している。
ACCELStarsは、「睡眠を解明し、新たな医療を創造する」というビジョンのもと、世界最高精度の睡眠検出アルゴリズムを開発し、睡眠情報を正確に観測することを精神疾患・神経変性疾患等の各種疾患の診断・予防・治療につなげるという事業開発を行っている。
こうしたノウハウは、WaaS(Well-being as a service)において、睡眠状態を評価し、睡眠習慣の改善から健康増進につなげるサービスの開発に活用できると考え、今回の出資に至った。
2.ACCELStarsとの協業内容
睡眠が量的に不足したり、質的に悪化したりすることは、日中の注意力や集中力の低下等や、生活習慣病や精神的な不調のリスクを高めるといった悪影響を及ぼすことが分かってきている。
今後、住友生命はACCELStarsの持つ睡眠領域の知見およびアカデミアでの研究にて活用される蓄積データと、既にACCELStarsが企業に勤める人向けに提供しているサービスを掛け合わせ、人々が潜在的に抱えている睡眠課題の改善に向けたサービスの開発に向けて取り組んでいく。