ソニー生命、2024年3月末経済価値ベースのEVを開示
ソニー生命は、2008年3月末よりEuropean Insurance CFO Forum Market Consistent Embedded Value Principles(C)1に準拠した市場整合的エンベディット・バリュー(Market Consistent Embedded Value、以下「MCEV」)を公表してきた。このたび、国内の経済価値ベースのソルベンシー規制等の動向をふまえ、2024年3月末決算より同社の企業価値を表わす指標として、経済価値ベースで評価したエンベディット・バリュー(EV)である「経済価値ベースのEV」を開示する。なお、当年度末の経済価値ベースのEVは、前提条件の考え方および計算方法については従来から変更はない。
【要約】
当年度末(2024年3月末)の経済価値ベースのEVおよびEconomic Solvency Ratio(以下「ESR」)は以下のとおりである。なお、経済価値ベースのEVのうち当年度(2023年度)に獲得した新契約の価値のことを以下、新契約価値と呼ぶ。
■2024年3月末/2023年3月末/増減(単位:億円)
○経済価値ベースのEV:20,070/21,211/▲1,140
・修正純資産:▲2,013/6,531/▲8,544
・保有契約価値:22,083/14,680/7,403
■2024年3月末/2023年3月末/増減(単位:億円)
・経済価値ベースの資本:20,139/21,268/▲1,128
・経済価値ベースのリスク量:10,771/9,797/974
・ESR:187%/217%/▲30ポイント
■2023年度/2022年度/増減
・新契約価値:1,756/1,637/119