日本生命、ニッセイ・インパクト投融資枠を設定
日本生命は、より能動的なサステナビリティ・アウトカム(以下、「アウトカム」)創出を追求する観点から、テーマ投融資の内枠となる新たな投融資目標として、ニッセイ・インパクト投融資枠(2024-2030年度:5,000億円)を設定した。
ニッセイ・インパクト投融資枠では、収益性に加え、同社資産運用における6つのサステナビリティ重点取組テーマの課題解決につながるアウトカム創出が見込める案件に対して、資金提供を行う。また、投融資先との対話を通じてアウトカム創出状況の確認や先進事例・国内外のイニシアティブ動向の共有を実施することで、企業と持続可能な社会を共創するとともに、インパクト投融資の裾野拡大に貢献する。
同社はこれまで、テーマ投融資5兆円(2017-2030年度)および脱炭素ファイナンス枠3兆円(2017-2030年度)の目標を掲げ、グリーンボンドをはじめとしたサステナブルファイナンスを推進してきた。次年度から始まる「中期経営計画2024-2026」においても、『経済的保障とともに安心して暮らせる未来』を実現すべく、アウトカム創出を志向する責任投融資を推進していく。