明治安田生命、「QOL健診明治安田×弘前大学」の全国開催
明治安田生命は、4月から、「みんなの健活プロジェクト」(注1)における「明治安田の健康チェック」の一環として、健康啓発型イベント「QOL健診明治安田×弘前大学」を全国で開催する。
同社は、人生100年時代を迎えるなか、お客さまや地域社会に寄り添い続ける会社として、社会課題である健康寿命の延伸やお客さまのクオリティ・オブ・ライフ(QOL)向上に資するサービスの開発・提供に取り組んでいる。
楽しく短時間で全身の健康状態を知ることができ、健康改善のきっかけとなる「QOL健診」(注2)の全国開催を通じて、お客さまや地域社会の皆さまの健康づくりを後押ししていく。
(注1)「人生100年時代」を迎え、健康寿命の延伸に対するニーズが高まっているなか、同社が「商品・サービス・アクション」の3つの分野で、「お客さま・地域社会・働く仲間(同社従業員)」の継続的な健康増進を応援する取組み
(注2)「QOL健診」は弘前大学の登録商標
1.「明治安田の健康チェック」について
同社は、2019年4月から、“けんしん(健康診断・がん検診等)”受診をきっかけに、予防と健康増進に向けたお客さまの取組みを後押しする「みんなの健活プロジェクト」を展開している。
本プロジェクトの取組みの一つとして、自治体や道の駅などと協働で、先進的な健康測定機器を気軽に体験し、“けんしん”の重要性を実感することができる「明治安田の健康チェック」イベントを全国で開催しており、2023年4月以来、参加者数はのべ24万人以上(注3)と好評を得ている。
この取組みをさらに進めるため、「QOL健診明治安田×弘前大学」を全国で開催する。
(注3)2023年9月末時点
2.「QOL健診明治安田×弘前大学」について
「QOL健診明治安田×弘前大学」は、国立大学法人弘前大学が約20年にわたる地域住民を対象とした健康増進プロジェクトと、大学独自の研究をもとに開発した「QOL健診」をベースに、同社と弘前大学との共同研究成果を踏まえ、同社版にアレンジした健康啓発型イベントである。普段測定しない全身の健康状態に関する項目を楽しく短時間で測定し、その場で結果を渡すなど、健康増進の啓発効果が高いことが特徴である。
同社は「QOL健診明治安田×弘前大学」を約37,000人の営業職員ネットワークを通じて届ける。
3.展開ラインアップと測定項目
・唾液検査(ライオン歯科材株式会社・SMT)
・推定野菜摂取量(カゴメ株式会社・ベジチェック)
・血圧(オムロン株式会社)
・体組成(株式会社タニタ)
・骨密度(富士フイルムヘルスケア株式会社・超音波骨密度測定装置)
・内臓脂肪(花王株式会社・NAiBO(R)-eye)
・2ステップテスト
・立ち上がりテスト
・握力
・生活習慣等に関するアンケート
4.弘前大学との共同研究
弘前大学は、全世代の人々が生きがいをもって働き続け、心身ともにQOLの高い状態で健康寿命を延伸する、well-beingな地域社会モデルの実現を掲げ、文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の拠点として研究活動を展開している。
健康寿命の延伸には、健康維持や早期発見のため、健康と病気の間の概念である「未病」の段階で手を打つことが重要となる。この「未病」状態に着目した研究に取り組むため、同社は弘前大学と、2018年に共同研究講座(未病科学研究講座)を開設し、「未病予測モデル研究」と「未病教育研究」の二つの共同研究に取り組んでいる。