日本生命、日立製作所が発行するグリーン・デジタル・トラック・ボンドへ50億円投資
日本生命は、このほど、株式会社日立製作所が発行するグリーン・デジタル・トラック・ボンド(以下「当債券」)に50億円投資した。※
なお、当案件は、日本生命にとって初めてのグリーン・デジタル・トラック・ボンドへの投資となる。
グリーン・デジタル・トラック・ボンドとは、ブロックチェーン技術を基盤としたデジタル債のスキームを活用したグリーンボンドで、グリーン投資に係るデータの透明性の向上およびデータ収集の効率化を目指す債券。
当債券発行による調達資金は、日立製作所中央研究所「協創棟」(省エネルギービル)に関する建設費用および改修費用のリファイナンスに充当される。なお、日立製作所が策定した当債券の発行に適用するグリーンボンド・フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)の定める「グリーンボンド原則2021」等との適合性について、株式会社格付投資情報センター(R&I)よりセカンド・パーティ・オピニオンを取得している。
日本生命は、生命保険会社としての使命や公共性を踏まえ、環境や地域・社会と共生し、経済・企業と安定的な成長を共有していく観点から、ESG投融資を強化しており、当債券への投資はESGテーマ投融資および脱炭素ファイナンス枠に該当する投資案件である。
今後も、持続可能な社会の実現への貢献と契約者利益の一層の拡大を目指し、ESG投融資に取り組んでいく。
※:日本生命はニッセイアセットマネジメント株式会社と投資一任契約を締結し、クレジット投資とオルタナティブ投資の機能を、ニッセイアセットマネジメント株式会社に移管している。