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富国生命、国内総合型インフラファンドに投資

富国生命(以下「フコク生命」)は、国内の幅広いインフラ事業等を投資対象とする総合型インフラファンドであるジャパン・インフラストラクチャー第一号投資事業有限責任組合(以下、「本ファンド」)への投資を実施した。
本ファンドでは、三井住友信託銀行株式会社及び株式会社マーキュリアホールディングスが共同で設立した国内インフラ領域を専門とする投資助言会社、ジャパン・エクステンシブ・インフラストラクチャー株式会社が投資判断等に関する助言を行う。
我が国の産業や社会生活を支えるインフラは、老朽化への対応、脱炭素化やデジタル化の推進など多くの課題に直面しており、社会の持続可能性を高める質の高いインフラの整備にあたっては、長期にわたる多額の資金需要が見込まれる。本ファンドは、国内インフラ領域における資金需要と投資家の運用ニーズとの結節点となり、投資機会の創出・提供を通じて、 我が国のインフラ市場が抱える社会課題の解決を図ることを目的に設立された総合型インフラファンドである。
本ファンドへの投資は、契約者の大切な資金を運用するにあたり、収益性の確保のみならず、持続可能な社会の実現に寄与するものと考えている。フコク生命では「生命保険事業を営む相互会社として、持続可能な社会の実現に貢献する」という経営方針に則り、ESG課題を考慮した投融資に取り組んでおり、今後も同様の投融資を継続的に実施していく。
◇本ファンドの概要
ファンド名称 ジャパン・インフラストラクチャー第一号投資事業有限責任組合
ファンド設定日 2023年9月1日
ファンド募集総額 300億円(予定)
投資対象 日本の経済成長を支えるインフラ、地域経済の活性化・持続的発展に資する社会インフラにかかるプロジェクトおよび企業
投資助言者 ジャパン・エクステンシブ・インフラストラクチャー株式会社
運用会社 (無限責任組合員)インフラストラクチャーGP株式会社

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