生保協会、スチュワードシップ活動ワーキング・グループ参加会社による協働エンゲージメントの実施を決定
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生保協会は、スチュワードシップ活動ワーキング・グループにおける、協働エンゲージメントの実施について決定した。
本取り組みは、2017年度より継続的に実施している。今年度については、昨年度と同様「株主還元の充実」、「ESG情報の開示充実」、「気候変動の情報開示充実」の3テーマを継続し、上場企業151社(延べ156社)を対象に実施する。
「気候変動の情報開示充実」のテーマについては、昨年度に続き、温室効果ガス排出量上位約50社を送付対象としつつ、①気候変動に伴う経営上のリスクと機会の定量・定性分析と開示、②2050年ネットゼロに向けた温室効果ガス排出量削減のロードマップの策定・開示を促す。なお既に開示済の企業に対しても、①については定期的な分析の見直しや高度化、②については必要に応じて開示の充実、をお願いしていく。
対象企業に対しては、同WGに参加する生命保険会社11社の連名で、課題意識を伝える書簡を送付する。加えて、対象企業との対話等を通じて、課題意識を具体的に説明することで、協働エンゲージメントの実効性向上を図っていく。