第一フロンティア生命、アジア初:国際農業開発基金(IFAD)が発行するSDGs債に投資
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第一フロンティア生命は、、国際農業開発基金(以下「IFAD」)が発行する米ドル建てSDGs債(50百万米ドル、約68億円相当)への投資を行った。
本債券は、IFADが2021年6月に発表したサステナブル・デベロップメント・ファイナンス・フレームワークに基づいており、アジアの投資家として初めて同社が投資した。調達資金は、アフリカ・アジア・ラテンアメリカなど発展途上国の中で、他の援助団体や国際開発機関の手が殆ど届かない貧困と飢餓が最も深刻なへき地の農業支援・金融サービスの提供・女性の権利向上・若者の雇用創出などに使われる。
【債券概要】
発行体:国際農業開発基金(International Fund for Agricultural Development)
通貨、年限、発行金額:米ドル建て15年債:50百万米ドル(約68億円相当)
アレンジャー:J.P.モルガン
資金使途:サステナブル・デベロップメント・ファイナンス・フレームワークに基づいた、発展途上国のへき地への農業・金融サービスの提供・女性の権利向上・若者の雇用創出などの支援
同社は「へき地での農業と開発への公的・民間投資の増大を促進して貧困と飢餓を減らす」というIFADの使命に共感し、今回の資金調達を通じて事業の一層の拡大を支援する事を企図して投資を決定した。
IFADが行なう事業の中でも、へき地で顕著となっている気候変動による被害の緩和や、女性・子供の栄養状態の改善、包括的へき地金融・保険サービスのアクセス促進などは、同社グループが目指す「すべての人々が世代を超えて安心に満ち、豊かで健康な人生を送れるwell-being(幸せ)の実現」や、グループ企業行動原則の中で掲げる「あらゆる人々の人権の尊重」「気候変動への対応」と特に合致するものと考えている。
同社はお客さまからお預かりした約9兆円(2022年3月末時点)の資金を運用する機関投資家として、経済的リターンのみならず、持続可能な社会の実現に資する投資を推進していくことが、お客さまに対する受託者責任であると考えている。今後も引き続き、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与すべく、SDGs債への投資に積極的に取り組んでいく。