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生保協会、企業年金(確定給付型)の受託概況を公表

生保協会は、3業態(信託業界・生命保険業界・JA共済連)にかかる企業年金(確定給付型)の受託概況(令和4年3月末現在、速報値)を取りまとめた。
【概要】
(1)企業年金(確定給付型)の受託件数は、厚生年金基金が5件、確定給付企業年金が12,108件となっている。
(2)企業年金(確定給付型)の資産残高は、対前年比5,951億円増(対前年比0.7%増)の83兆1,688億円となっている。
資産残高の内訳は、厚生年金基金が15兆361億円(対前年比0.0%増)、確定給付企業年金が68兆1,327億円(対前年比0.8%増)となっている。
なお、業界別の内訳は、信託業界65兆4,528億円(78.7%)、生命保険業界17兆2,736億円(20.8%)、JA共済連4,424億円(0.5%)となっている。
(3)企業年金(確定給付型)の加入者数は、それぞれ厚生年金基金が12万人、確定給付企業年金が930万人となっている。加入者総数では、制度への重複加入はあるものの、943万人と、第1号厚生年金被保険者数4,047万人(令和3年3月末)から推計すれば、民間サラリーマンの約23%が企業年金(確定給付型)に加入していることになる。

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