住友生命、世界銀行(国際復興開発銀行)が発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンドに投資
住友生命は、世界銀行傘下の国際復興開発銀行(以下「IBRD」)が発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンド(以下「本債券」)への投資(約123億円)を決定した。
2021年11月に開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)において、先進国に対し、開発途上国に向けた気候変動対策に係る資金拠出を一層推進していくこと等が求められた。
本債券への投資は、開発途上国で気候変動対策を展開する世界銀行の包括的な取組みを支援し、「気候変動行動計画」を後押しするものである。グリーンプロジェクトだけではなく、より広範な分野のプロジェクトへの資金供給を通じて、開発途上国の気候変動対策の拡大に繋がることが期待される。
なお、IBRDは1945年に設立された国際開発金融機関で、現在189の加盟国が出資・運営している。極度の貧困の撲滅と繁栄の共有促進という目標、および、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を支援するために、IBRDは中所得国および信用力のある低所得国に対し、融資・保証、リスク管理サービスに加え、開発に関わる様々な分野の専門的な分析・助言サービスを提供している。
【本債券の概要】
発行体 国際復興開発銀行(IBRD)
投資金額 1億3200万豪ドル(約123億円)
期間 8年
住友生命は、「なくてはならない」生命保険会社の実現を目指し、事業活動を通じたSDGsの達成に向けて取組みを進めている。今後も責任投資を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していくとともに、運用収益の向上に取り組んでいく。