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第一生命、国際復興開発銀行が発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンドに投資

第一生命は、国際復興開発銀行(以下「IBRD」)が発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンドに約123億円投資した。
本債券は、2021年11月に開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(以下、「COP26」)で掲げられた、先進国による発展途上国への支援(資金の提供)を目的に発行された債券である。
本債券によって調達された資金は、IBRDを含む世界銀行グループが2021年6月に公表した「気候変動行動計画2021‐2025」に即した、発展途上国の気候変動対策を拡充するための広範な開発支援プロジェクトに充当される。同社は、本債券への投資を通じ、低炭素社会への移行を後押しするIBRDの取組みを資金面からサポートする。
同社は、日本全国のお客さまから預かった約38兆円の資金を、幅広い資産で運用する「ユニバーサル・オーナー」としてESG投資を推進しており、以下の通り国際開発金融機関等が発行するSDGs債にも積極的に投資している。同社は、今後も引き続き運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与すべく、ESG投資に積極的に取り組んでいく。
【本債券の概要】
発行体  国際復興開発銀行(S&P格付:AAA、Moody’s格付:Aaa)
発行額  約481億円(516百万豪ドル)
同社投資金額  約123億円(132百万豪ドル)
償還期間  8年(発行日:2022年4月26日、償還日:2030年4月26日)

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