大同生命、三井不動産株式会社向けサステナビリティ・リンク・ローンへの融資実行
大同生命は、三井不動産株式会社を借入人とするサステナビリティ・リンク・ローン(以下「SLL」)への融資を実行した。
SLLは、借り手の経営戦略に基づくサステナビリティ・パフォーマンス目標(以下「SPTs」)の達成状況によって、金利などの借入条件が変動する仕組みとなっており、借入企業の取組み・行動変容を後押しすることで、環境・社会面において持続可能な経済活動を促進・支援する金融商品である。
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繁」「持続可能な社会の実現」という理念のもと、「人と地球がともに豊かになる社会」を目指し、ESG経営を推進している。SPTsである温室効果ガス排出量削減は、同グループの長期経営方針である「VISION 2025」で掲げる「6つの重点取組項目」のうち「環境負荷の低減とエネルギーの創出」に合致するものとなっている。
<本SLLの概要>
借入人:三井不動産株式会社
SPTs:借入人グループ全体の温室効果ガス排出量(Scope1+Scope2)を2030年度までに46.2%削減(2019年度比)
なお、本SLLは、三井不動産が2022年1月11日に策定したSLLフレームワークを活用した取り組みである。本フレームワークは、株式会社格付投資情報センター(R&I)から、ローン・マーケット・アソシエーション等が定めたSLL原則、環境省によるグリーンローンおよびSLLガイドラインへの準拠性と設定した目標の合理性について第三者意見※を取得している。