大樹生命、米州開発銀行が発行する「EYEボンド」へ投資
大樹生命は、米州開発銀行(以下「IDB」)が発行する豪ドル建 EYEボンドへの投資を実施した。
IDBグループは、中南米・カリブ海加盟諸国における貧困と不平等の削減、そして地域の持続可能な成長の実現を目指している。また、IDBグループはこの目標実現のために6つの戦略的優先分野を定めており、本債券への投資はその中の「社会的インクルージョンと平等」、そして「生産性とイノベーション」に関連する取組みを支援するものである。
本債券の「EYE」は、教育(Education)、若年層(Youth)、雇用(Employment)を指しており、調達した資金は、IDBが行うEYEプロジェクトに充当される。EYEプロジェクトは、上記で示した戦略の中でも特に教育・若年層支援・雇用支援の分野に注力しているのが特徴である。IDBは、幼年期の保育から小・中・高等学校教育、職業訓練、そして就労に至るまでライフサイクルアプローチを採り、一貫して青少年の社会参加を支援することで、中南米・カリブ海加盟諸国の人的資本の形成と生産性向上に貢献している。
◆本債券の概要
・発行体
米州開発銀行
・格付
AAA(S&P)/Aaa(Moody’s)
・発行総額
5百万豪ドル
・償還期間
1.5年