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第一生命、東京センチュリー向けサステナビリティ・リンク・ローンへ融資

第一生命は、東京センチュリーを借入人とするサステナビリティ・リンク・ローンに、コ・アレンジャー(副幹事)として50億円の融資を行った。
サステナビリティ・リンク・ローンは、事前に設定されたサステナビリティ・パフォーマンス目標(以下、「SPTs」)の達成状況によって金利が変動する仕組みとなっており、借入企業の取組み・行動変容を後押しすることで、環境・社会面において持続可能な経済活動を促進・支援することを目指す金融商品である。
東京センチュリーは、情報通信機器をはじめとしたリース事業等の金融サービスを提供する企業である。「事業の成長に挑戦するお客さまとともに、環境に配慮した循環型経済社会の実現に貢献する」という経営理念の下、サステナビリティ経営を推進しており、京セラとの共同出資による太陽光発電事業会社の設立・運営や、途上国に対する低炭素技術の普及等を行う二国間クレジット制度(JCM)の代表事業者を務めるなど、低炭素社会実現への貢献や社会インフラ整備に向けた取組み等を積極的に行っている。
本件では、太陽光発電事業の年間発電量やCO2削減貢献量、二国間クレジット制度(JCM)を通じた温室効果ガス(GHG)削減目標の達成といった気候変動対応をはじめとした3つのSPTsを設定しており、これらの目標の達成状況に応じて金利が変動する仕組みとなっている。
◆案件概要
・借入人
東京センチュリー株式会社
・組成額
225億円
・期間
5年
・アレンジャー
みずほ銀行
・サステナビリティ・パフォーマンス目標(SPTs)
①京セラ TCL ソーラー合同会社3の太陽光発電事業による年間発電量およびCO2削減貢献量目標の達成
②二国間クレジット制度(JCM)の想定GHG削減貢献量(累計)目標の達成
③DX認定(経済産業省)の維持

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