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かんぽ生命、国際復興開発銀行が発行するグリーンボンドに投資

かんぽ生命は、新型コロナウイルス危機からの経済復興におけるグリーン・リカバリーを重要なテーマとし、このたび、国際復興開発銀行(IBRD)が発行するグリーンボンド(1.3億豪ドル/約105億円)への投資を実施した。コロナ禍のグリーン・リカバリーを投資のテーマとして、IBRDのグリーンボンドが日本の投資家向けに発行されるのは初の事例となる。なお、かんぽ生命は、本債券の発行額の全額を購入している。
世界銀行グループの一機関である国際復興開発銀行のグリーンボンドは、開発途上国における低炭素化への移行や防災に対する強靭性強化を目指してきた。また、世界銀行は、2015年の国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で採択された「パリ協定」を受け、高炭素エネルギー源の削減など開発途上国への支援を目的とした「気候変動の新行動5ヵ年計画」を発表するなど、低炭素化への取組みを進めてきた。2020年6月に発表した「世界銀行見通し2050戦略的方向性ノート:脱炭素化に向けた長期目標の達成を支援する」では、今世紀半ばまでの脱炭素化を目指し、2050年を見据えた長期的な気候戦略により、各国による新しい経済的機会の開拓と同時に、より安全な気候の実現に貢献すると述べている。
気候変動問題は全世界で環境や経済に対して甚大な影響を与えており、環境配慮や持続可能性のある低炭素社会への移行の重要性とともに、新型コロナウイルス危機からの経済回復局面においては、循環型経済や生態系の回復を促進する措置を通じた環境に配慮した経済への転換を後押しするグリーン・リカバリーという考え方にも注目が集まっている。
今回のグリーンボンドへの投資のテーマは、コロナ禍におけるグリーン・リカバリーの推進の支援となっている。
かんぽ生命では、生命保険会社としての社会的責任を果たすため、資産運用において「ESG投資方針」(注)を定め、ESGの諸要素を投資判断の際に考慮することで、持続可能な社会の実現と長期的な投資成果の向上・リスク低減を推進している。また、「環境基本宣言」を掲げ、次世代へ住みよい地球環境資源を引き継ぐことを目的として、気候変動による影響に適応した事業運営に努めるとともに、地球環境への負荷低減に配慮した事業活動および環境保全活動を積極的に推進している。
投融資においては、ESG要素を考慮する手法の一つとして、テーマ型投資を用いており、投資を行う際には、広くSDGsの目標達成や課題解決に貢献できるテーマを選択し、ESG課題の解決に有用なプロジェクトに投資を行っている。
かんぽ生命は、今後もこのような資産運用を通じて、広くSDGsの目標達成や課題解決に貢献するよう積極的に取り組んでいく。
【注】ESG投資方針
https://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/csr/responsible_investment/esg.html
<本債券の概要>
発行体    国際復興開発銀行
発行体格付  Aaa/AAA(Moody’s/S&P)
年限     10年(2031年1月28日)
発行総額   1.3億豪ドル(約105億円)
利率     1.16%

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