大同生命、アフリカ輸出入銀行向けに投資
大同生命は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応支援の一環として、アフリカ輸出入銀行向けに35億円の投資を実行した。
本件は、アフリカ輸出入銀行向けの融資を原債権とする信託受益権で、日本政府が100%出資する日本貿易保険(以下、NEXI)が原債権の元利払いに対する保険を提供している。
アフリカ輸出入銀行は、4月にアフリカ諸国のCOVID-19パンデミックによる経済的・福祉的影響への支援を目的としてパンデミック貿易影響緩和ファシリティ(Pandemic Trade Impact Mitigation Facility)を設定している。本件で調達した資金は、当該ファシリティへの充当を含め、COVID-19により影響を受けた加盟国の政府・金融機関(国の出資等の関与有)・事業会社等の事業運営や資金繰りの支援に活用される予定である。
本件を通じて資産運用収益の向上を図るとともに、新型コロナウイルス対策に貢献することや、アフリカの経済成長と国民生活向上に繋がることを、同社は期待している。
<原債権の概要>
借入人 :アフリカ輸出入銀行
借入総額:520百万米ドル
償還期間:10年