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住友生命、米州投資公社が発行するコロナ債へ投資

住友生命は、米州開発銀行(IDB)グループ傘下の米州投資公社(IDB Invest)が発行する新型コロナウイルスへの対応を目的とした債券(通称コロナ債、以下「本債券」)に約105億円の投資を行った。
米州投資公社は、ラテンアメリカとカリブ海諸国における民間セクターへの支援を通じて、同地域の経済発展に取り組む国際機関であり、同地域の経済・社会・環境面での発展を実現するために、持続可能な企業やプロジェクトに資金提供を行っている。米州投資公社は131億米ドルに及ぶ運用資産を有し、26か国における385の様々な業種の顧客企業に対して、革新的な金融ソリューションとアドバイザリーサービスを提供している。
今般、住友生命が投資した本債券は、新型コロナウイルス対策を目的として米州投資公社が発行するものである。
米州投資公社は、新型コロナウイルスの影響に対応するために最大70億米ドルの資金を提供することを予定しており、当該金額には、50億米ドルの長期投資、20億米ドルの貿易金融が含まれる。米州投資公社は、新型コロナウイルスの影響を受けた企業のうち保健セクターおよび保健関連セクターに資金提供を行うとともに、金融機関、サプライチェー
ン・ファイナンス、貿易金融を通じて、中小企業への資金繰り等の支援を行う予定である。
なお、本債券は住友生命のみを対象とする、新型コロナウイルス対策を目的とした私募債形式での初めての発行になる。
<投資概要>
発行体:Inter-American Investment Corporation(米州投資公社)
(S&P格付:AA、Moody’s格付:Aa1、Fitch:AAA)
金額 :1.4億豪ドル(約105億円)
年限 :15年

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