新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

大樹生命、米国SDGs社債ファンドに投資

大樹生命は、ニッセイアセットマネジメント株式会社(以下「ニッセイアセット」)が運用する米国SDGs社債ファンド(以下「同ファンド」)に50億円投資した。
SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択された、持続可能な世界を実現するための2030年を期限とする国際目標であり、経済・社会・環境の調和のとれた持続的な発展を目指す包括的な17の目標が設けられている。
同ファンドは、日本生命グループの米国資産運用会社(NipponLifeGlobalInvestorsAmericas,Inc.)とニッセイアセットが連携し、SDGsの観点で評価が高い企業を厳選することによって、長期・安定的な収益機会を獲得するとともに、SDGs達成に貢献するものである。ニッセイアセットの協力のもと立ち上げたESG投資案件は3件あり、本件は、欧州SDGs社債ファンド、ニッセイ日本株ESGフォーカスファンドに次ぐものである。
同社では、過去にも環境債(グリーンボンド)や社会貢献債(ソーシャルボンド)、ESG投信などへの投資を行ってきた。今後も引き続き生命保険会社としての社会的責務をふまえ、資産特性に応じて環境・社会・ガバナンスの課題を考慮した資産運用を行い、環境や地域・社会と共生し、経済・企業の安定的な成長と社会的価値の調和的な発展を目指す。
<同ファンドの概要>
名称    ニッセイSDGs北米クレジットファンド
運用者   ニッセイアセットマネジメント株式会社
投資助言者 NipponLifeGlobalInvestorsAmericas,Inc.
投資対象  北米社債
SDGs評価者 NipponLifeGlobalInvestorsAmericas,Inc.、ニッセイアセットマネジメント株式会社
投資額   50億円

関連記事(保険業界ニュース)

損保

東京海上日動、地方自治体が発行する水害対策事業を資金使途とした債券への投資の開始

生保

住友生命、国内総合型インフラファンドに投資

生保

太陽生命、野村不動産ホールディングス株式会社への「太陽生命サステナビリティ・リンク・ローン」を実施

生保

大樹生命、本社移転日を12月1日に決定

生保

第一生命、同社初となるアパートメントホテルに投資

生保

朝日生命、「朝日生命サステナビリティ・ローン・フレームワーク」を制定

共済

JA共済連、名古屋市が発行する「グリーン/ネイチャーボンド」に投資

生保

太陽生命、「株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ」が発行する「サステナビリティボンド」への投資を実施

共済損保

JA共済連、国際復興開発銀行が発行する 「サステナブル・ディベロップメント・ボンド」に投資

生保

住友生命、MPower Partners Fundに投資

関連商品