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三井住友海上あいおい生命、米州開発銀行が発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンドへ投資

三井住友海上あいおい生命は、米州開発銀行が発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンド(以下「本債券」)へ投資した。
米州開発銀行は3月に、新型コロナウイルス感染症に対処する各国をサポートするために最大120億ドルの融資を行うことを発表した。本債券の発行はこの発表に続くもので、国連の持続可能な開発目標(SDGs)のうち目標3「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」にフォーカスしている。米州開発銀行はこの融資により、「公衆衛生」「脆弱な立場に置かれた人々のセーフティーネット」「生産性と雇用」「経済的影響の軽減を図るための財政政策」の4つの分野を集中的にサポートする。
今回の投資は、収益性の確保のみならず、同社が持続可能な社会の形成に寄与し、社会貢献事業への支援も果たすもので、2016年度の「サスティナブル・ディベロップメント・ボンド(世界銀行)」、2017年度の「インダストリアライズ・アフリカ・ボンド(アフリカ開発銀行)」、2018年度の「ソーシャルボンド(国際協力機構)」、2019年度の「サステナビリティボンド(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)」に続くものである。
◆投資の概要
 発行体    :米州開発銀行
 投資額    :5,000万オーストラリアドル (36億円相当※)
         ※1オーストラリア・ドル=71.5円で換算
 格付け    :スタンダード&プアーズ:AAA /ムーディーズ:Aaa /フィッチ:AAA
 償還日(期間):2030年6月11日(約10年)
 アレンジャー :大和証券株式会社

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