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かんぽ生命、国際協力機構(JICA)が発行する「ソーシャルボンド」へ投資

かんぽ生命は、このたび、国際協力機構(以下「JICA」)が発行する「ソーシャルボンド」への投資を実施、本債券の26億円を購入した。
「ソーシャルボンド」とは、調達された資金が社会課題の解決に資する事業に充当される債券である。JICA債は、独立した第三者機関である日本総合研究所より国際資本市場協会(International Capital Market Association: ICMA)が定義するソーシャルボンドの特性に従った債券である旨のセカンド・オピニオンを付与されている。
JICA債で調達された資金は全額がJICAの実施する有償資金協力事業に充てられ、開発途上国の社会課題を解決するための融資に活用される。主な融資対象は大規模インフラ整備事業や貧困削減、人材育成を目的としたプロジェクト等である。
また、JICA債の発行は2016年12月に策定された日本政府の「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」における具体的な施策の1つになっている。
<本債券の概要>
債券名  第51回国際協力機構債券
年限   30年(2049年12月20日償還)
発行総額 180億円
利率   0.538%

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