第一生命、世界初の禁煙ソーシャル・インパクト・ボンドに投資
第一生命は、大阪府豊中市の禁煙事業「とよなか卒煙プロジェクト」を対象とする世界初の禁煙ソーシャル・インパクト・ボンドに対し、ESG投資の一環であるインパクト投資※として 1,200万円の投資を実施した。民間資金を活用して社会課題を解決する新たな官民連携手法であるソーシャル・インパクト・ボンドへの投資は、国内生命保険会社として初めての取組みとなる。
同社は、本投資を通じて、投資収益を期待するとともに、喫煙や受動喫煙による疾病の予防と健康寿命の延伸(社会的インパクト)が期待される「とよなか卒煙プロジェクト」の取組みを資金面からサポートし、その進捗状況を継続的にモニタリングしていく。
また、同社はCureAppに対してインパクト投資として10億円の株式投資を実施しており、本投資を通じて、健康寿命延伸等の社会課題解決に向けたCureAppの取組みを個別事業の面からも支援する。
同社は、引き続き運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与するため、ESG投資に積極的に取り組んでいく。
※インパクト投資とは、運用収益の獲得と社会的インパクト(社会の構造変化等)の創出の両立を意図して投資判断を行う投資手法