富国生命、医療機器分野のベンチャーファンドへの出資
富国生命は、医療機器分野への投資に特化したベンチャーキャピタルであるMedVenturePartners株式会社が組成する「MPI-2号投資事業有限責任組合」へ10億円出資する事を決定した。
日本国内の医療機器市場は約9,500億円の輸入超過となっており、大きく輸入に依存している状況である。世界の医療機器の開発はベンチャー企業が行うケースが多く、スピーディーかつ革新的な機器の開発がベンチャー企業により行われている。日本の医療機器産業発展のためには、欧米同様に医療機器ベンチャー企業が育つ環境を整え、競争力の高い医療機器の開発を可能とする仕組みを構築する事が重要であるといえる。
高齢化が進む日本では医療機器分野の充実に対する社会的要請が高まっている。
富国生命は、本投資を企業の社会的責任(CSR)を果たすための投資と位置付けており、収益性の確保のみならず、日本における医療機器産業発展への貢献を目指していく。
【MPI-2号投資事業有限責任組合の概要】
名称 MPI-2号投資事業有限責任組合
設立時期 2019年11月
存続期間 10年間