オリックス生命、申込書類のデータ化業務に「AI-OCR」を導入
オリックス生命は、業務効率化を目的に、新契約の申込書類などのデータ化において、人工知能を搭載した光学式文字読み取り装置「AI-OCR」を導入する。
今後、システム環境の整備や稼働の検証などを実施し、2020年中ごろを目途に新契約の申込情報の入力業務に導入する。最先端の文字情報のデジタル化技術を用いることで、これまで人の手で行っていた申込情報の入力工程の約9割を削減できる見込みである。また、その後は、名義変更や口座変更などの保全業務へも拡大する予定である。
今回導入するAI-OCRは、株式会社EduLabが提供するサービスで、活字だけではなく手書き文字の自動デジタル化が可能なものである。
長年にわたるテスト運営の受託業務を通じて保有する膨大な手書き文字データを学習させたAI-OCRであり、業界トップレベルとなる最大90%以上の文字認識精度を誇る。
今後も、AIなどの最先端技術の導入を含めた業務効率化や改善を続け、お客さまが信頼できる保険会社であり続けることを目指していく。