新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

住友生命、金融機関窓口での外貨建保険販売にかかる商品パンフレットを改訂

住友生命は、金融機関窓口での外貨建保険販売について、その商品特性や留意事項等をお客さまによりわかりやすく理解してもらうという観点から、商品パンフレットの改訂等、各種の取組みを実施していく。
1.対応趣旨・背景
金融機関窓口での外貨建保険販売の増加に伴い、お客さまから申し出がある苦情の件数も増加傾向にある。
申し出があった苦情の中には、「為替リスクについて十分な説明を受けなかった」や、「解約返戻金額が元本割れするとは認識していなかった」など、外貨建保険に加入してもらう際の工夫によって、未然に防止することができる事案も含まれている。
とりわけ、金融機関窓口で加入してもらうお客さまの中には、高齢者も多くいることから、外貨建保険の商品特性や留意事項等を一層わかりやすく理解してもらうため、下記の取組みを進めていく。
2.対応内容
a.「契約締結前交付書面(契約概要/注意喚起情報)兼商品パンフレット」改訂
生命保険協会「生命保険商品に関する適正表示ガイドライン」改正(2018.6)を踏まえ、次の対応を実施【2019年5月~】
・為替リスク、市場リスクによる元本割れリスクがある旨、注意喚起する記載を追加
・「予定利率」「積立利率」の定義を記載する等、お客さまの誤認を防止する観点から記載の見直しを実施
b.外貨建一時払終身保険「募集補助資料」の提供
「販売時の分かりやすい情報提供」および「他の金融商品との比較」等を目的として、次の内容を含む「募集補助資料」を作成・提供【2019年4月~】
・外貨建一時払終身保険を「貯蓄機能」と「保障機能」に分けて商品の特徴を記載
・リスク(為替リスク・市場リスク)、リターン(実質的な利回り)に係る情報提供
c.外貨建一時払終身保険「ご提案内容説明書(設計書)」およびホームページへの「実質的な利回り」の表示
将来の一時点における解約返戻金の利回りについて、商品販売時にお客さまにわかりやすい情報提供を行うことを目的として、「実質的な利回り」の表示(※)を実施【ホームページ対応:2019年4月~提案内容説明書対応:5月~】
※「ふるはーとJロードグローバル」(5年ごと利差配当付指定通貨建終身保険(一時払い))では、一時払保険料に対する15年経過時点の解約返戻金(指定通貨建)の利回りを年複利で表示

関連記事(保険業界ニュース)

生保

住友生命、神奈川県寒川町および鹿児島県枕崎市においてVitalityを活用した連携事業を開始

生保

住友生命、山梨県においてVitalityを活用した連携事業を開始

生保

住友生命、「Vitality福利厚生タイプ」を発売~企業向け「Vitality 健康プログラム」で健康経営に貢献~

生保

ジブラルタ生命、新サービス「給付金オンライン請求」を開始

損保

損保ジャパン、SOMPOリスク、SOMPOビジネス、自動運転サービスの社会実装に向けたソリューションの提供開始

生保

フコクしんらい生命、保険料のクレジットカード払を導入

生保

フコクしんらい生命、「しんらいのご家族サポートサービス」を開始

生保

住友生命、円建一時払終身保険「ふるはーとJロードIII」および、外貨建一時払終身保険「ふるはーとJロードグローバルIII」を発売

生保

住友生命、Singapore Life Holdings Pte.Ltd.の完全子会社化完了

生保

日本生命、職場環境分析サービス「SAAGAS(サーガス)」の開発・提供開始

関連商品