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日本生命、「SDGs達成に向けた目指す姿」を設定

日本生命は、2015年9月に国連総会で採択された持続可能な開発目標(以下、「SDGs」)の達成に向けて、あらゆる企業活動を通じて取組み、同社ならではの新たな価値を創造する観点から、「SDGs達成に向けた当社の目指す姿」を設定した。
同社は創業以来、相互扶助の仕組である生命保険の普及を通じて、新たな貧困を生まないための社会のセーフティネットの役割を担い、国民生活の安定と発展に寄与するべく努力を続けてきた。
一方、現代社会においては、深刻で多様な社会的課題が顕在化しており、地球規模でこれらの解決を目指すべく、2015年に国連総会でSDGsが採択された。SDGsが掲げる理念は、同社の創業の精神そのものであり、同社はあらゆる企業活動を通じて、SDGs達成に貢献していく。
取組みにあたっては、「貧困や格差を生まない社会の実現」「世界に誇る健康・長寿社会の構築」「持続可能な地球環境の実現」の3つのテーマと「ESG投融資」に特に重点を置き、安心・安全で持続可能な社会の実現を目指す。
●SDGs達成に向けた具体取組項目(現在決定している主な取組み)
(1)貧困や格差を生まない社会の実現-次世代を社会で育む仕組づくり
・子育てと仕事の両立可能な社会の実現に向けた取組
(2)世界に誇る健康・長寿社会の構築-健康寿命の延伸に資する取組
・予防・早期発見支援に資するサービスの充実
a.がん簡易検査の無料提供の開始(2019年4月より提供開始)
b.認知症の予防・早期発見に向けた実証実験開始(2019年4月より開始)
c.糖尿病予備群向け予防プログラムの開発
(3)持続可能な地球環境の実現-気候変動問題への取組
・営業拠点の省エネルギー化に向けた取組
(4)SDGs達成を後押しするESG投融資-資金提供やスチュワードシップ活動を通じた社会・企業行動への働きかけ
・ESG投融資推進に向けた取組

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