第一生命、【インパクト投資】株式会社メルティンMMIへ投資
第一生命は、サイボーグ技術の研究・開発を行う国内ベンチャー企業の株式会社メルティンMMI(以下「MELTIN」)に対し、ESG投資の一環であるインパクト投資として3億円の投資を実施した。
【ポイント】
・運用収益の獲得と社会的インパクト(社会の構造変化等)の創出の両立を目指す「インパクト投資」の枠組みで、MELTINに対して3億円を投資。
・MELTINが開発する世界初の「人の手に最も近い」アバターロボットが、危険を伴う複雑な作業を代替し、事故等のリスクが低減されること(社会的インパクト)を期待。
MELTINは、脳から筋肉へと伝達される生体信号の精緻な解析技術と、人の手の複雑な動作をワイヤー駆動によって再現するロボット技術を強みとして、アバターロボットや医療機器等の研究・開発を行っている。
MELTINのアバターロボットは、遠隔地からリアルタイムで操作でき、人の動きに近い力強さと繊細さを兼ね備えた世界初の実用的な製品であり、宇宙や高所、危険が伴う工場等における複雑な作業を代替することで、事故の抑制等が期待されている。
同社は、同投資を通じて、高い投資収益を期待するとともに、危険環境下での作業における事故等のリスク低減(社会的インパクト)が期待されるMELTINの取組みを資金面からサポートし、その進捗状況を継続的にモニタリングしている。
同社は、引き続き運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与すべく、ESG投資に積極的に取り組んでいく。