生命保険文化センター、「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」まとまる
生命保険文化センターでは、「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」をまとめた。
この調査は、一般家庭における生命保険の加入実態および生命保険・生活保障に対する考え方を把握することを目的として、昭和40年以降3年ごとに実施している調査である。
◆今回調査の主な結果は次のとおりです。
・生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率は88.7%と前回調査とほぼ同水準
・若年層(29歳以下)の民保の世帯加入率は72.2%と前回調査から8.4ポイント増加
・医療保険の加入率は88.5%、生活障害・就業不能保障保険(今回新たに調査を実施)の加入率は12.0%
・世帯の普通死亡保険金額は平均2,255万円であり、引き続き低下傾向
・世帯年間払込保険料は平均38.2万円と前回調査とほぼ同水準
・保険加入時の情報入手経路は生命保険会社の営業職員が最も多く46.5%、保険代理店やファイナンシャル・プランナーなどは増加傾向
・実際の加入経路(加入チャネル)は生命保険会社の営業職員が53.7%、次いで保険代理店が17.8%
・直近加入契約(民保)の加入目的は「老後の生活資金のため」が10.8%と前回調査から3.1ポイント増加
・今後増やしたい生活保障準備項目は、「世帯主の老後の生活資金の準備」が27.1%、「配偶者の老後の生活資金の準備」が25.1%と上位を占める
・個人年金保険の給付開始年齢は後ろ倒し