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日本生命、Amazonアレクサに「認知症対策スキル」を提供

日本生命は、3月20日(予定)から「Amazon Alexa」(クラウドベースの音声認識サービス)に対応した認知症対策スキル『ニッセイ脳トレ』(以下「同スキル」)を提供する。
同社は、中期経営計画「全(ぜん)・進(しん)-next stage-」において、「人生100年時代をリードする日本生命グループに成る」ことを目指している。生命保険事業と親和性のある「子育て支援」「ヘルスケア」「高齢社会対応」を中心に、これまでの枠を超えた「保険+α」の新たなビジネスを展開し、少子・高齢化や健康寿命の延伸等、社会課題への対応を進めている。
近年の高齢化・長寿化の進展により、認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気となっている。認知症予防には、日常的な脳への刺激や生活習慣の改善が有効(※1)とも言われており、同スキルでは、「短期記憶のトレーニングに役立つクイズ」・「生活習慣アドバイス」等多数のコンテンツを、ユーザーが毎日継続しやすい仕組で提供する。
なお、同スキルは、認知症研究の第一人者である朝田隆医師の監修により、ニッセイ情報テクノロジー株式会社が開発中の介護予防サービス(※2)のノウハウを活用しており、このような音声による認知症対策スキルは、国内生命保険業界で初めて(※3)Alexa に対応した取組みのひとつである。(特許出願準備中)
同社は、東京大学高齢社会総合研究機構(IOG)やニッセイ基礎研究所の協力のもと、ジェロントロジーの考え方に基づいて、『Gran Age プロジェクト』を推進している。
「人生100年時代のベストサポーター」として、引き続き、シニア向け商品・サービスを拡充し、ヘルスケア領域等、高齢社会の様々な課題の解決に努めていく。
※1:Plassman BL, Williams JW Jr., Burke JR, Holsinger T, Benjamin S. Systematic review; factors associated with risk for and possible prevention of cognitive decline in later life. Annals of Internal Medicine 2010;153;182-193
朝田隆著「認知症予防対策の効果とこれからの方向性」 総合リハビリテーション 44(1), 15-19, 2016-1
※2:元気高齢者が自らの介護予防の為、認知症・フレイル・ロコモ等の対策トレーニングをお茶の間のテレビ等で実践し、問診により介護予兆を検知するサービス。2018年中にサービス開始予定。
※3:同社調べ(2018年2月末時点)。

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