第一生命、千葉市の商業施設へ投資、分散投資を推進
第一生命は、千葉市にあるイオン系スーパーマーケット「マックスバリュ」を核テナントとする商業施設への投資を決定した。
同社では、従前より保有不動産の中長期的な収益力向上、リスク抑制の観点から、投資対象の多様化を進めてきた。これまでオフィス・住宅・物流・海外不動産等への用途分散を行ってきたが、更なる投資分散を図るため、今後、食品スーパー等の生活密着型の商業施設への投資についても推進するもの。
商業施設の中でも生活密着型の食品スーパーは景気に左右されにくいため賃料収入も安定しており、高い投資効率が期待できる。その中でも本物件は、千葉市稲毛区の戸建を中心とした住宅エリアを後背地に有する幹線道路(国道16 号)沿いに立地し、食品スーパーを始め周辺住民の生活に根ざした業態のテナントにより構成されており、広い駐車場スペースを確保しているなど、今後も高い競争力が維持できると見込んでいる。また、今回の投資にあたっては土地のみを取得し、店舗所有者と長期の賃貸借契約を締結する形態を採用しており、長期的に安定した地代収入が得ることが可能。
同社では、引き続き運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上に向けた取組みを推進し、企業価値向上を目指していく。