第一生命、「責任ある機関投資家」の諸原則に対する 取組方針を改定
第一生命は、5月29 日付の「責任ある機関投資家」の諸原則(日本版スチュワードシップ・コード)の改訂を踏まえ、同社のスチュワードシップ・コードに対する取組方針を改定した。
同社は、従来より機関投資家としての社会的責任を踏まえた投資(責任投資)を推進しており、2014 年5月にスチュワードシップ・コードの受入を表明し、同年8月にはスチュワードシップ・コードへの取組方針を公表。この方針に沿って、投資先企業との建設的な「目的を持った対話」と議決権行使を中心としたスチュワードシップ活動を実施し、活動の質的な改善を図ってきた。
今回のスチュワードシップ・コードの改訂では、運用機関のガバナンス・利益相反管理や議決権行使結果の公表の充実等の内容が新たに盛り込まれており、同社は改訂後の全ての原則・指針を実施(コンプライ)する。なお、議決権行使結果については、個別の投資先企業・議案毎に行使結果を開示すると共に、議決権行使結果に対する透明性を高めるため、「議決権行使基準」を開示する。