第一生命がASEAN地域特化型ファンドに投資
第一生命は、ASEAN地域の中堅・中小企業を投資対象とするプライベート・エクイティ・ファンド「Exacta Asia Investment II LP」に対する
30百万米ドル(約33億円)の投資を決定した。同件は高い収益性が期待できるとともに、ASEAN地域の企業への投資を通じた地域経済の活性化への貢献という社会的意義を持つ取り組みである。
同ファンドは、みずほ銀行が39.9%を出資するExacta Capital Partners 社が運用を行う。Exactaは、ASEAN各国出身者で構成される投資チームが有するローカルネットワークに加え、みずほ銀行が有する日系企業のネットワークも活用しながら、投資先企業の選定及び企業価値向上を行っていく方針。また、投資先企業の選定基準の設定に当たっては、同社及び主要投資家であるみずほ銀行、ドイツ投資開発会社、フランスの経済協力振興投資公社等と連携し、主にリスクの抑制を図ると共に、ASEAN地域の健全な開発・発展に資する投資を実行すべくESG1に関する基準を組み込んでいる。