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日本生命、スチュワードシップ活動を強化

日本生命は、日本版スチュワードシップ・コードを受け入れているが、このほど、同社スチュワードシップ活動の一層の充実を図る観点から「スチュワードシップ諮問委員会」を新設することを決定した。また、今後のスチュワードシップ活動について、(1)対話専管人材の追加配置(2人から3人へ増員)、(2)「重点対話企業」との対話強化(200社から300社へ拡大)、(3)対話内容の一層の充実などの方針についても発表した。
同社では、責任ある機関投資家として、今後もスチュワードシップ活動の充実に努め、運用収益の拡大を通じて契約者に対する経済的保障責任を全うしていくとともに、企業の持続的な成長をサポートし、日本経済・社会の健全な発展に資する投資を行うとしている。
同社は、責任ある機関投資家として、スチュワードシップ活動を投資先企業の中長期的な企業価値向上を促し、運用収益向上につなげるための重要な手段として位置付け、取り組む。平成29年度に、スチュワードシップ活動の透明性向上と取り組み強化に向けて、社外委員を過半とする「スチュワードシップ諮問委員会」を新設。委員会では、議決権行使のうち重要議案に対する賛否案や議決権行使精査要領の改正方針案等について、事前の審議・答申を経ることにより、議決権行使プロセスのガバナンス強化を図ることを目的としている。また、委員会は、ガバナンスの強化にとどまらず、当該分野に精通する社外委員から同社のスチュワードシップ活動全体にわたる幅広い助言を得ることを特徴としており、活動の一層の充実に資する委員会とすることを目指す。

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