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日本生命、大阪大学と「研究・事業化連携の推進に関する協定書」を締結

 日本生命は、大阪大学(大学院医学系研究科および医学部附属病院)と、「研究・事業化連携の推進に関する協定書」を締結した。
 大阪大学は、企業との連携強化による研究成果の事業化加速と社会活用の促進を目的として、国立大学として初めて、健康医療分野における臨床・研究・産業および行政を含めた多様な組織との連携ができるプラットフォーム「産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ」を立ち上げている。
 日本生命は、この産学連携プラットフォームに賛同し、生命保険会社では第1号として参画することとした。今後、双方が持つ医療ビッグデータ等を活用しながら、健康増進・健康寿命延伸や民間保険の商品・サービス強化に向けた共同研究に取り組んでいく。とりわけ、保険会社として、これまで以上に引受能力の向上を図れるような、様々な疾病・治療に関する研究に取り組んでいくとしている。
 なお、日本生命は、明治22年の創業時に、大阪大学の原点である「適塾」を開いた緒方洪庵の子息に診査医になってもらったほか、日生病院も緒方病院の土地建物を継承して開院するなど、大阪大学と深い関係がある。
▽協定による連携内容
 健康・医療分野におけるイノベーションの実現に向けた学術研究の振興と研究成果の事業化、社会活用の推進を図ることを目的とし、以下の事項について連携することを、相互に確認する。
〇健康増進・健康寿命延伸に関する共同研究、研究成果の事業化および社会への発信
〇公的保険を補完する民間保険の商品・サービス強化に向けた共同研究、研究成果の事業化
〇その他、協定の目的に合致した連携

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