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日本生命、AI管理基本方針を制定

日本生命は、AIを適切に取り扱うための基本となる考え方(以下「基本原則」)、およびその遵守体制等を定めた「AI管理基本方針」を制定した。
■制定の背景・目的
同社は、保険事務やお客様応接、社内照会対応等で業務効率化・お客様サービス向上に資するAI活用を推進してきた。
社会全体としても、AI関連技術は日々発展を続けており、産業におけるイノベーション創出および社会課題の解決に向けても活用されている。一方で、AI関連技術の利用範囲および利用者の拡大に伴い、リスクも増大している。特に生成AIに関して、知的財産権の侵害、偽情報・誤情報の生成・発信等、これまでのAIではなかったような新たな社会的リスクが生じており、AIがもたらす社会的リスクの多様化・増大が進んでいる。AIを安全安心に活用していくためには、AIに関するリスクをステークホルダーにとって受容可能な水準で管理しつつ、そこからもたらされる便益を最大化するための、AIガバナンスの構築が重要となっている。
同社はこうした認識のもと、「AI管理基本方針」を制定した。
■AI管理基本方針に定める基本原則
同社は、AI管理基本方針の中で以下8つの基本原則を定め、原則に基づきAI活用を進めていく。
1.人間中心のAI活用
同社は、AIの活用にあたり、人間の判断を尊重し、人間中心の設計・運用を徹底する。
2.安全性の確保
同社は、AIシステムの安全性を確保し、不具合や誤動作によるお客様および社会への影響を未然に防ぐように努める。
3.公平性の確保
同社は、AIの判断やサービス提供において、不当な差別や偏りを排除し、公平性を維持する。
4.プライバシー保護
同社は、お客様および関係者の個人情報ならびにそれに準ずる情報を適切に管理し、プライバシー保護に努める。
5.セキュリティ確保
同社は、AIの活用において、セキュリティ確保のための合理的な技術的・運用的対策を継続的に講じる。
6.透明性の確保
同社は、AIの利用目的、機能、判断基準等について、必要に応じて情報を開示し、透明性を確保する。
7.アカウンタビリティの徹底
同社は、AIの活用に関する責任体制を明確にし、アカウンタビリティを果たすことが可能な状態を確保する。
8.教育・リテラシー向上
同社は、役職員のAIに関する適切な知識獲得およびリテラシーの向上のための施策を継続的に講じる。
■今後の展望
同社は、中期経営計画に掲げる「強固な経営基盤構築」の実現に向けて、「AI管理基本方針」のもと、AI関連技術を活用した業務プロセスの変革等を推進していく。

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