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三井住友海上あいおい生命、ヘルスケアの新システム「MSAケアWebサービス」をリリース

三井住友海上あいおい生命は、6月29日から新たなヘルスケアのシステム基盤となる「MSAケアWebサービス」をリリースする。これまで同社の契約者に優待利用を限定していたが、グループ内の損害保険の契約者をはじめ、代理店から紹介された方はどなたでも有料サービスを優待価格で利用できるよう、優待利用対象者を大幅に拡大した。また、リコメンド配信、検査結果の記録・保存等の便利な機能を搭載する。さらに、がん罹患者向けの3種類のサービスと東京大学※と共同開発したアルゴリズムによる軽度認知障害(MCI)のリスク判定サービスを新たに導入する。
同社はこれからも、病気になったときに生命保険で保障することに加え、病気になる前、病気になった後のサポートを“ひとつながり”で届け、お客さまの「笑顔で長生き」を応援していく。
※東京大学大学院工学系研究学科社会連携講座「音声病態分析工学」
1.「MSAケアWebサービス」の概要
メールアドレスをIDとしたWebシステムで、誰でも登録でき、下表の対象の人は、優待価格でサービスを利用できる。また、健康・医療情報のお知らせ、検査結果の記録(一部サービス)等、機能の向上を図り、新たな顧客体験を提供する。
2.新たなヘルスケアサービスの導入
MSAケアのコンセプト「保障前後のサービスでお客さまの健康をトータルでサポート」の拡充に向けて、新たにがん罹患者向けに身体機能改善とメンタルをサポートするオンラインピラティス・ヨガレッスンや情報提供サービス、音声による軽度認知障害(MCI)リスク判定サービスを導入する。
<新たなヘルスケアサービスの概要>
①がん罹患者向けピラティス・ヨガのオンラインレッスン
②正しいがん情報を伝えるウェブサイト
③がん罹患者の旅行を後押しするコンテンツ
④音声により軽度認知障害(MCI)のリスク判定

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