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大同生命、インパクト債券ファンドに投資

大同生命は、英シュローダー・グループ傘下のBlue Orchard Finance Ltdが運用受託する「BlueOrchard Impact Bond Fund-Blue I」(以下、本ファンド)への投資を実行した。
本ファンドは、主に世界のグリーン・ボンド、ソーシャル・ボンド、サステナビリティ・リンク・ボンド等への投資を通じて、経済的リターンを獲得するとともに、国連が提唱した持続可能な開発目標である「SDGs」に貢献する環境・社会的インパクトの創出を目指すものであり、欧州SFDR(サステナブルファイナンス開示規則)における第9条(サステナブル投資を目的とする金融商品)に該当している。
BlueOrchard Finance Ltdは国連主導で設立された20年以上の歴史を有するインパクト投資の第一人者で、同社が本ファンドで投資する債券の環境・社会的インパクトの評価および開示も行う。
同社は、「T&D保険グループESG投資方針」に基づき、「責任投資原則(PRI)」の考え方や、「SDGs」などを踏まえ、環境・社会・企業統治の課題を考慮する「ESG投資」に積極的に取り組んでいる。環境・社会的課題の解決に資する本ファンドへの投資は、こうした取組みの一つである。
引き続き、責任ある機関投資家としての責務を果たし、持続可能な社会の形成に貢献できるよう努めていく。
<本ファンドの概要>
名称:BlueOrchard Impact Bond Fund-Blue I
ファンド形態:ルクセンブルク法(RAIF法)に基づくルクセンブルク籍投資信託
運用会社:BlueOrchard Finance Ltd
特徴:主に米欧の企業や国際機関が発行する外貨建て債券の中から、一定以上の環境・社会的インパクトの創出が期待できると判断する債券に投資。
投資額:135百万ドル

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