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第一生命、【インパクト投資】株式会社環境エネルギー投資の組成するベンチャーファンドに投資

第一生命は、株式会社環境エネルギー投資(以下「EEI社」)が組成する環境・エネルギー分野に特化したベンチャーファンド「EEI5号イノベーション&インパクト投資事業有限責任組合」(以下「本ファンド」)に対し、ESG投資の一環であるインパクト投資として15億円の投資を決定した。
EEI社は、環境・エネルギー分野に特化した日本で唯一の独立系ベンチャーキャピタルである。同社は、2019年に同社が組成した「EEI4号イノベーション&インパクト投資事業有限責任組合」に投資しており、EEI社の環境領域におけるベンチャー投資・育成実績を高く評価している。今回組成された本ファンドに対しても、日本における再生可能エネルギーの普及や省エネルギー化の更なる推進を期待して投資を決定した。環境・エネルギー分野におけるイノベーションと事業創出を担うベンチャー企業の事業成長を支援するとともに、2050年カーボンニュートラルの実現が加速することを期待している。
同社は、本投資を通じて、高い投資収益の獲得を目指すとともに、温室効果ガス排出量削減(社会的インパクト)が期待されるEEI社の取組みを資金面からサポートし、その進捗状況を継続的にモニタリングしていく。同社は、引き続き運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の実現に寄与すべく、ESG投資に積極的に取り組んでいく。
■株式会社環境エネルギー投資代表取締役社長河村修一郎氏は以下のように述べている。
「脱炭素の流れが加速する中、脱炭素目標の達成のためにはイノベーションと事業創造が不可欠であり、それらを担うベンチャー企業が存在感を増しております。本ファンドは、EnergyTransition、Mobility&Transportation及びSmartSocietyの3つの投資領域を設定し、脱炭素を中心に持続可能な社会の実現に貢献する革新的なビジネスモデルや技術を有するベンチャー企業に対して投資を行ってまいります。2030年に向けて、脱炭素中間目標やSDGs達成目標など社会課題が今後より先鋭化していくものと考えており、本ファンドはその社会課題の解決に貢献していくとともに、投資リターンの最大化を目指してまいります。」

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