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第一生命、不動産運用におけるESG投資を高度化

第一生命は、日本全国の保険契約者から預かった資金を幅広い資産で運用する「ユニバーサル・オーナー」として、ESG投資を積極的に推進している。今般、ESG投資の更なる高度化に向けた取組みとして、不動産運用における投資基準にESG要素を組み込むことを決定した。
今般同社は、環境・社会への配慮を評価する著名な認証制度を取得している物件を主な対象に、一般財団法人日本不動産研究所及びCSRデザイン環境投資顧問株式会社の協力のもと、物件の収益性や賃料上昇効果等を計測・評価することで、その相対優位性を明らかにした。同社は不動産運用を行うにあたり、物件の用途・立地・面積・築年数・所有形態・耐震構造などを踏まえ、案件ごとに投資の基準となる利回り(ハードル・レート)を評価・算出しているが、今般の分析結果を踏まえ、ハードル・レートの評価項目として新たにESGの視点を組み込んだ。
具体的には、DBJGreenBuilding認証や、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)、LEED(LeadershipinEnergy&EnvironmentalDesign)といった、環境・社会への配慮を評価する認証を取得している物件や、これらと同等の性能・効果が見込まれる木造・木質化建物等の物件について、優位な収益性が見込まれることから、ハードル・レートを引き下げることを可能としている。
6月16日付のニュースリリース「東京都中央区京橋における木造ハイブリッド構造の賃貸オフィスビルの計画検討着手について」で公表した開発案件は、同社で初めて本件の考え方を適用した案件となる。
今後も、環境・社会への配慮を評価する認証の取得や、認証取得物件への投資、木造・木質化物件等への取組みを通じて、不動産運用におけるESG投資を推進していく。同社は引き続き、運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与すべく、ESG投資に積極的に取り組んでいく。

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