新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

第一生命、来年1月から個人型確定拠出年金向け新プランの取り扱い開始

 第一生命では、来年1月1日から個人型確定拠出年金(iDeCo)向け新プラン「第一生命の個人型Vプランα」の取り扱いを開始する。
 今年5月の「確定拠出年金法等の一部を改正する法律」の成立により、来年1月からiDeCoの対象範囲が公務員や専業主婦・主夫にも広がる。そこで、同社の口座管理手数料や運用商品ラインアップを刷新し、老後資金の準備として魅力的な新プランを提供することにした。また、新プランでは、iDeCo向けとして初となる「医療・介護等に関する電話相談」を無料で提供し(同社調べ)、生命保険会社ならではのサービスで加入者と家族の健康面をサポートする。
◆新プランの概要
▽主な特長
(1)第一生命の口座管理手数料の一部無料化
 同社の口座管理手数料(税込)については、資産残高に応じて設定する。
〇資産残高150万円以上:無料
〇資産残高150万円未満:月額315円(年間3780円)
※上記以外に、国民年金基金連合会や事務委託先金融機関(信託銀行)が設定する管理手数料が別途かかる。
(2)低信託報酬の投資信託も取りそろえた充実の運用商品ラインアップ
 国内外の株式・債券・REIT(リート)の各カテゴリーに、信託報酬が低水準の「パッシブ商品」と、リスクコントロールの運用手法を取り入れた運用初心者も安心の「バランス型商品」などバラエティに富んだ24商品をそろえた。
(3)健康・医療・介護に関する無料電話相談サービスの提供
 加入者とその家族の生活を応援するために、「第一生命けんこうサポートデスク」(SOMPOリスケアマネジメントが提供)で、健康・医療・介護に関する電話相談サービス(メディカルサポートサービス、メンタルヘルスサービス、生活関連相談)を無料で提供する。サービスの利用者は「Vプランα」に加入の本人に加えて、その家族(18歳未満を除く)も対象となる。なお、生活関連相談については、相談内容によって有料となる場合がある。
▽「Vプランα」の申込書類の提供開始時期
 「Vプランα」の申込書類は、12月22日以降、第一生命ホームページの資料請求サイトもしくは確定拠出年金専用コールセンターで提供を開始。
▽現行の「第一の個人型Vプラン」(現行プラン)の加入者
 来年1月1日以降も、現行プランで資産の運用、加入者向けのWebサイトや確定拠出年金コールセンター等のサービスは継続して利用できる。また、現行プランの加入者と家族についても「第一生命けんこうサポートデスク」によるサービスを利用できる。
▽iDeCoについての情報提供用のWebサイトの開設
 iDeCoの加入促進に向け、iDeCoのしくみや加入診断、税制メリットシミュレーションなどを掲載したWebサイトを来年3月下旬に開設する。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

太陽生命、重度ガン前払特約の取扱いを開始

生保

第一生命、3大疾病サポート保険(団体型)取扱範囲の拡大および支払事由を改定

損保

SBI損保、100名中93%の医師が「SBI損保のがん保険」を推奨、引き続き保険商品で唯一の「AskDoctors医師の確認済み商品」として認定

生保

メディケア生命、「9疾病患者およびその家族10,185名の声」アンケート調査を実施

生保

日本生命、NDBを活用した「ニッセイ医療費白書」の提供および健康リテラシー向上取り組みを開始

生保

アフラック生命、<あなたによりそうがん保険ミライトキッズ>等の販売を通じた小児がん支援企画を実施

生保

SOMPOひまわり生命、『健康をサポートするがん保険勇気のお守り』ネット申込の取扱開始

損保

SBI損保、芦田愛菜さんが出演するがん保険の新TVCMを2月1日から全国放映

生保

住友生命、アイアル少短、月々100円から加入できる日本初の「コロナ治療薬お見舞い金」を「PayPayほけん」専用商品として提供開始

損保

あいおいニッセイ同和損保、介護保険・社会福祉事業者総合保険に加入の事業者向けに、介護施設内での転倒事故を未然に防止する「高齢者見守りセンサー」の提供を開始