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損保ジャパン日本興亜ひまわり生命、「先進医療給付金の直接支払制度」取扱医療機関の拡大

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は、2018年3月より、先進医療給付金を医療機関に直接支払う「直接支払制度」の取扱医療機関として、新たに「神戸陽子線センター」を追加した。これにより2016年5月に開始した「直接支払制度」の取扱医療機関は全国で18ヵ所となる。
今回の追加により、「陽子線治療」および「重粒子線治療」を先進医療として実施しているすべての医療機関(2018年4月現在)で同制度の利用が可能となる。
1.導入の背景
先進医療※に係る技術料の支払期限は、実施後早期に定めている医療機関が多く、通常の手続きでは先進医療給付金の支払がその支払期限に間に合わないため、一時的にお客さま自身で技術料を負担する必要がある。そこで、同社は先進医療のうち、特に技術料が高額である「陽子線治療」および「重粒子線治療」を対象に「直接支払制度」を創設し、同社から医療機関へ直接先進医療給付金を支払うことで、お客さまの負担軽減を図る。
※先進医療
将来的に保険導入が期待されている医療技術で、厚生労働大臣が承認したものをいう。2018年4月1日現在で91種類が承認されている。
2.先進医療の普及に向けた取組み
同社では、医療技術の進歩に合わせ注目が高まっている先進医療の経済的負担軽減のため、医療保険やがん保険の特約として先進医療特約やがん先進医療特約を提供している。また、2016年9月からは、月々500円の保険料で加入出来るネット専用商品「リンククロス コインズ」※(正式名称:臓器移植医療給付金付先進医療保険)を発売した。
※リンククロス コインズ
リンククロス コインズは、経済的負担が比較的大きくなる傾向にある治療の保障に特化した保険である。被保険者が先進医療による療養を受けたときの先進医療給付金と先進医療一時金、および所定の臓器移植を受けたときの臓器移植医療給付金を支払う。
3.今後の対応
同社は、2017年6月に「お客さま本位の業務運営方針」を策定し公表した。方針には「お客さまの最善の利益追求」を掲げ、迅速かつ適時・適切に保険金・給付金等をお支払いする管理態勢の構築や改善に取り組んでいる。
今後も「直接支払制度」の拡大やさらなるサービスの拡充を通して、お客さまの利便性向上を目指す。

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